撮った写真を確認したら写真が暗すぎる
ヒストグラムってどうやって使うの?
そんな方に向けて書いています。
撮り終わって、後から見たときに写真が暗すぎたなんて経験ありませんか?
私は何度もそんな経験したことがあります。
そんな方はヒストグラム見方を覚えると失敗が減ります。
ヒストグラムの見方がわかると、暗い場所の撮影でも適正なカメラ設定で撮ることができるようになります。
本記事では、ヒストグラムの見方と実際の撮影でヒストグラムをどのように使うかを紹介しています。
最後まで読んで、一緒にレベルアップしていきましょう。
こんにちは。
このブログを運営しているDaisukeです。
風景写真を撮り始めて10年目の週末フォトグラファーです。
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それでは早速みていきましょう。
写真が暗くなる原因は、液晶画面が明るいため

写真が暗くなる原因は、暗いところで明るい液晶画面を見ながら撮影しているためです。
暗い場所で液晶画面を見ると普段より明るく感じるため、露出が合っていると誤認してしまいます。
撮っている時には気が付かず、自宅に帰ってきて写真を確認して初めて写真が暗いと気がつくわけです。
撮っているときに気がつければ、撮り直しができるのに・・・
撮影状況は毎回条件が違うため、何か目安が欲しいですよね。
ここでヒストグラムの登場です。
ヒストグラムでわかる情報
ヒストグラムは上記の3つの情報がわかります。
どれも使う情報なのですが、頻繁に使用するのは「白飛び・黒潰れのチェック」になります。
今回は白飛びと黒潰れに重点を置いて紹介していきます。
ヒストグラムを確認しつつ撮影すれば、暗いところでの撮影も問題ありません。
カメラ内蔵の露出計だと、黒潰れや白飛びの判定が難しいのでヒストグラムを使いましょう。
黒潰れとは?
黒潰れとは、暗い部分(夜景や影)のディテールが完全に失われてしまうことです。
カメラのセンサーが暗い部分の光情報を、記録しきれなかった結果起こってしまう現象です。
光情報がデータで保存されていないためレタッチなどで補正することができません。
ヒストグラムで得られる情報がわかったところで、実際のヒストグラムを見ていきましょう。
ヒストグラムの見方と理想の形

ヒストグラムはこのようなグラフのことを言います。
ヒストグラムの理想系は左右均等のグラフになっていることが理想です。
白飛びと・黒潰れを確認する時は、白いグラフを見ていきます。
今回のグラフは少し右にずれていますが、 全体的に広がりがありバランスが良いものになっています。

ヒストグラムは白いグラフが左端にくっつくと、黒潰れになります。
また、反対に右端にくっつくと白飛びになっているという合図です。
撮影の時には、黒潰れと白飛びの2つが起きていないか注意しながら撮影しましょう。

実際に白飛びをしている写真を見ると、背景が真っ白になっているのがわかると思います。
これが白飛びです。この時ヒストグラムは、右端にくっついています。
逆に、左端にくっつくと黒潰れになります。
撮影シーンでのヒストグラムの活用方法

実際の撮影では、一眼レフカメラ、一眼ミラーレスカメラを使っているかで使用方法が変わってきます。
ミラーレスカメラはファインダーにヒストグラムを表示できます。
再生画面で確認する必要がないためシームレスな撮影をすることができます。
また、ヒストグラムを表示させるためには、設定が必要です。
初期設定では表示になっていないことがあるので、ご使用のカメラ設定を確認してみてください。
撮影時に気をつけること
- ライブビュー使用時には、ヒストグラムを表示しながら撮影する
- 撮影後に画像を確認する時には、画角の確認だけでなくヒストグラムの確認をする
ライブビュー使用時にヒストグラムが邪魔な時は、ボタンひとつで消すことができます。
この2つを撮影の時にするだけで、撮影現場での失敗を減らすことができます。
また写真の明るさをどんな時にも一定にすることができるため、撮影後の編集作業も楽になります。
黒潰れと白飛びが両方起きる時はどうすればいいの?
その場合は、写真を複数枚合成するかハーフNDを使ってみましょう!
明暗差が大きい時は、写真を複数枚合成しよう!

写真の明暗差が大きい場合は、複数枚の写真を合成(HDR)して1枚に仕上げましょう。
複数枚の写真の合成(ブレンド)方法はこちらの記事で紹介しています。(近日中公開予定)
ダイナミックレンジとは?
最も明るい部分と最も暗い部分の光の幅のことをいいます。
この幅が広いほど、階調が豊かになり写真の明るい部分は白飛びが起こりにくくなり、写真の暗い部分は黒つぶれが起こりにくくなります。

このヒストグラムだと、黄色の矢印の幅がダイナミックレンジになります。
ダイナミックレンジはカメラの性能に依存します。
基本的にはセンサーサイズ、iso感度、画素数に関係します。
頻繁に黒潰れ・白飛びが起きる場合には、カメラ本体の買替を検討してみても良いかもしれません。
写真を合成するときは撮影する際に、基本的には合成ありきで撮影しなければいけません。
すでに撮影されたものを、自然に合成するのは技術が必要であり写真が不自然になるためおすすめしません。
合成すると割り切って撮影しましょう。
ちなみに多くのフォトコンテストは合成を禁止しています。
フォトコンテスト規約に合成写真の応募が可能か明記されているので、応募の際はよく確認しましょう。
基本的にはPhotoshopが使用できれば、どんな写真でも対応することができるため汎用性が高くおすすめです。
これは3枚の写真を組み合わせています。
空の階調や手前の木のディテールを失うことなく1枚の写真にまとめることができています。
フォトコンありきで撮影をしている場合はハーフNDフィルターを使って撮影に臨むと良いでしょう。

右側にあるフィルターがハーフNDフィルターです。
半分を境に色が濃くなっているのがわかるかと思います。
ハーフNDを使用することで、白飛びを抑え1枚の写真で合成を使わずに撮影することができます。
ヒストグラムの見方と使い方のまとめ
本記事では、ヒストグラムの見方・撮影の活用方法を紹介してきました。
ヒストグラムの活用方法を覚えるだけで、撮影時の失敗を格段に減らすことができます。
今まで使っていなかった人は、次の撮影からぜひ使ってみて下さい。


