撮影して後で写真を確認したら写真が暗すぎる
ヒストグラムって何?
ヒストグラムってどうやって使うの?
そんな方に向けて書いています。
撮り終わって、後から見たときに写真が暗すぎたなんて経験ありませんか?
私は何度もそんな経験したことがあります。
そんな方はヒストグラム見方を覚えると失敗が減ります。
ヒストグラムの見方がわかると、暗い場所の撮影でも適正なカメラ設定で撮ることができるようになります。
本記事では、ヒストグラムの見方と実際の撮影でヒストグラムをどのように使うかを紹介しています。
ぜひ最後まで読んで、レベルアップしていきましょう。
こんにちは。
このブログを運営しているDaisukeです。
風景写真を撮り始めて9年目の週末フォトグラファーです。
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それでは早速みていきましょう。
写真が暗くなる原因は、液晶画面が明るいため

写真が暗くなる原因は、暗いところで明るい液晶画面を見ながら撮影しているためです。
撮影した際に撮れた写真をチェックすると思います。
暗い場所で液晶画面を見ると普段より明るく感じるため、露出が合っていると誤認してしまいます。
実際は数段暗く撮っているため、本来は露出を上げなくてはいけません。
ですが、撮っている時には気が付かず、自宅に帰ってきて写真を読み込んで初めて気がつくわけです。
撮っているときに気がつければ、撮り直しができるのに・・・
撮影状況は毎回条件が違うため、何か目安が欲しいですよね。
ここでヒストグラムの登場です。
ヒストグラムでわかる情報
ヒストグラムは上記の3つの情報がわかります。
どれも使う情報なのですが、頻繁に使用するのは「白飛び・黒潰れのチェック」になります。
本記事では、主に白飛びと黒潰れに重点を置いて紹介していきたいと思います。
ヒストグラムを確認しつつ撮影すれば、暗いところでの撮影も問題ありません。
カメラに内蔵されている露出計だと、写真の細かい暗い箇所は載ってきません。
そのため黒潰れしていることに気が付かないこともあるため、ヒストグラムを使うことをおすすめします。
黒潰れとは?
黒潰れとは、暗い部分(夜景や影)のディテールが完全に失われてしまうことです。
原因は、カメラのセンサーが暗い部分の光情報を、記録しきれなかった結果起こってしまう現象です。
それでは、ヒストグラムを見ていきます。
ヒストグラムの見方と理想の形

ヒストグラムはこのようなグラフのことを言います。
ヒストグラムの理想系は左右均等のグラフになっていることが理想です。(上記)
白飛びと・黒潰れを確認する時は、白いグラフを見てきます。
少し右にずれていますが、 全体的に広がりがありバランスが良いヒストグラムになっています。

ヒストグラムは白いグラフが左端にくっつくと、黒潰れになります。
また、右端にくっつくと白飛びになっているという合図です。
撮影の時には、この2つが起きていないか確認しながら撮影しましょう。

例を上げると、白飛びはヒストグラムが右端にくっつく形になります。
逆に、左端にくっつくと黒潰れになります。
撮影シーンでのヒストグラムの活用方法

実際の撮影では、一眼レフカメラ、一眼ミラーレスカメラを使っているかで使用方法が変わってきます。
ミラーレスカメラはファインダーにヒストグラムを表示できます。
利便性が高く、再生画面で確認する必要がないためシームレスな撮影をすることができます。
また、ヒストグラムを表示させるためには、カメラ内での設定が必要です。
初期設定では表示になっていないことが多いので、ご使用のカメラを確認してみてください。
撮影時に気をつけること
- ライブビュー使用時には、ヒストグラムを表示しながら撮影する
- 撮影後に画像を確認する時には、画角の確認だけでなくヒストグラムの確認をする
ライブビュー使用時にヒストグラムが邪魔な時は、ボタンひとつで消すことができます。
この2つを撮影の時にするだけで、撮影現場での失敗を減らすことができます。
また写真の明るさをどんな時にも一定にすることができるため、撮影後の編集作業も楽になります。
日の出や夕焼けのシーンで白飛びと黒つぶれの両方が起きてしまう場合もあります。
そんな時は、写真を複数枚使って合成するかハーフNDフィルターを使用しましょう
明暗差が大きい時は、HDRを活用しよう

白飛びや黒潰れなどで、写真1枚カメラのダイナミックレンジに収まらない場合は、複数枚の写真を合成(HDR)して、1枚に仕上げましょう。
写真の合成(ブレンド)の方法はこちらの記事で紹介しています。(近日中公開予定)
ダイナミックレンジとは?
最も明るい部分と最も暗い部分の光の幅のことをいいます。
この幅が広いほど、階調が豊かになり写真の明るい部分は白飛びが起こりにくくなり、写真の暗い部分は黒つぶれが起こりにくくなります。

このヒストグラムだと、黄色の矢印の幅がダイナミックレンジになります。
ダイナミックレンジは、センサーサイズ、iso感度、画素数に関係しています。
基本的には、カメラの性能に依存することになります。
黒潰れ・白飛びなどダイナミックレンジが気になる方は、カメラ本体の買い替えを検討してみても良いかもしれません。
写真を合成するときは撮影する際に、基本的には合成ありきで撮影しなければいけません。
すでに撮影されたものを、自然に合成するのは技術が必要です。
編集の難易度が高く写真が不自然になりやすいです。
また編集ソフトで合成が容易に可能になった今、多くのフォトコンテストは合成を禁止しています。
フォトコンテストの規約に合成写真の応募が可能か明記されています。
よく確認してから応募するようにしましょう。
基本的にはPhotoshopが使用できれば、どんな写真でも対応することができるため汎用性が高くおすすめです。
これは3枚の写真を組み合わせています。少し雑ですが・・・
空の階調や手前の木のディテールを失うことなく1枚の写真にまとめることができます。
フォトコンありきで撮影をしている場合はハーフNDフィルターを使って撮影に臨むと良いでしょう。

右側にあるフィルターがハーフNDフィルターです。
半分を境に色が濃くなっているのがわかるかと思います。
ハーフNDを使用することで、白飛びを抑え1枚の写真で撮影することが可能になります。
まとめ
本記事では、ヒストグラムの見方・撮影の活用方法を紹介してきました。
ヒストグラムはどんな状況でも適正な露出を合わせるのに必要な機能です。
今後、ヒストグラムの使い方を覚えて撮影での失敗を減らしていきましょう。


