![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2021/07/pose_atama_kakaeru_man.png)
風景写真を撮り始めたけど、何か楽になるグッズない?
もう少し快適に撮影したい
そんな方に向けて書いています。
私も風景写真を撮り始めた時は、何が必要かわかりませんでした。
便利を追い求めカメラ用品を買い漁り、無駄遣いした時期もありました。
そんな私が撮影する時に楽になったものを5つ紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください。
こんにちは。
このブログを運営しているDaisukeです。
風景写真を撮り始めて8年目になった週末フォトグラファーです。
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週末フォトグラファーDaisukeプロフィール
それでは早速みていきましょう。
撮影を快適にする5つのアクセサリー
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2022/03/nordwood-themes-F3Dde_9thd8-unsplash-900x600.jpg)
結論を言いますとこの5つです。
この5つでかなり撮影が快適になりました。
1つずつ紹介していきます。
【ピークデザイン】アンカーリンクス
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/L1000133.jpg)
アンカーリンクスはこれのことです。(上記)
この2つで1セットになっています。
この赤いリングをつけると、カメラストラップを瞬時に取り外しができるようになります。
三脚での撮影から手持ち撮影に切り替える時にとても便利です。
アンカーの耐荷重は90kgまでなので、望遠レンズをつけた状態でカメラストラップを使用しても全く問題ありません。
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/L1000131.jpg)
近年ではピークデザインを真似た偽造品が増加しているため、アンカーリンクスの卸売販売が停止しています。(2024/5/25現在)
アンカーリンクスを購入したいという方は2つ方法があります。
アンカーリンクス購入方法
- カメラストラップとセットになっているものを購入
- ピークデザイン東京店にて直接購入
この2点になります。
偽造品が減少すれば、今まで通りAmazonなどで購入できるようなので早く復活してほしいですね。
カメラストラップとセットの購入はこちらから
すでにリンクスを所有している方は、アンカーのみの販売は継続しているので、ネットで購入することが可能です。
Lプレート・Lブラケット
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/L1000142.jpg)
Lプレート・Lブラケット・L型クイックリリースプレートと呼ぶ場合もあります。(以下 Lプレート)
Lプレートは風景撮影に革命を起こしています。
三脚に据える際に、縦構図と横構図を瞬時に切り替えできるのは便利ですよね。
雲台をアルカスイス化する必要がありますが、風景撮影時に非常に重宝します。
アルカスイスとは?
アルカスイスとは、クイックシューやLプレート等のカメラ取付アクセサリーの規格の一つです。
主な目的は三脚雲台からの素早い着脱です。
Lプレートを装着することで、アルカスイスに対応している雲台全てで使用することができます。
勝負の瞬間を逃すことなく構図を切り替えできるので、雲台を極度に傾けたりする必要がなくなります。
そのため三脚からカメラを落下させるリスクも減らすことが可能です。
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_8364.jpg)
この写真はLプレートを使用しています。
Lプレートを販売しているメーカーは多数あります。
どのメーカーが良いかなどの判断も難しいかと思います。
おすすめのメーカーごとに特徴をまとめましたので、購入するときの参考にしてみてください。
おすすめのLプレートメーカー
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/名称未設定-1.jpg)
Lプレートはこの4つのメーカーのどれかを買っておけば、間違いありません。
おすすめのLプレートメーカー
- SmallRig (スモールリグ)
- Leofoto (レオフォト)
- RRS (アールアールエス)
- KIRK (カーク)
資金に余裕のある方は、RRSかKirkのLプレートを購入した方が良いでしょう。
作りに無駄がなくケーブルの干渉などもないので、撮影の際にストレスを感じません。
大まかな紹介は以下の図の通りです。
各メーカーにはメリットやデメリットが存在しますので、詳細は個別に紹介していきたいと思います。
SmallRig | Leofoto | RRS | KIRK | |
価格 | 安価 | 安価 | 高価 | 高価 |
販売までの時間※ | 早い | 早い | 遅い | 遅い |
ケーブルなどの干渉 | 機種により有り | 機種により有り | 無し | 無し |
Amazon等で販売 | 有り | 有り | 無し | 無し |
※新製品カメラの専用Lプレートが販売されるまでの時間です
1つずつみていきましょう。
SmallRig
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/HjyAg6J_400x400.jpg)
2013年に中国にて設立されたメーカーです。
スチルだけでなく、ビデオユーザー向けにも製品を徐々に開発しています。
近年では、三脚キット、Nケージ(動画用プレート)、Lプレート、エクステンショングリップなども販売を行っています。
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/Screenshot-at-May-30-00-02-48-300x258.jpg)
取り扱っているカメラメーカー数も多く、価格もリーズナブル。
新製品カメラでもLプレートの販売が早いため、ほとんどの人が最初に購入するのではないでしょうか。
SmallRig公式はこちらから
SmallRigの良い点・気になる点
値段が安いため買い求めやすい
マイナーなカメラでも専用のLプレートの取り扱いがある
(sony,nikon,canon,panasonic,blackmagic,gopro,fujifilm,DJI,insta360など)
カメラが発売されてから、Lプレートが販売されるまでが早い
他のメーカーに比べて、ごつく、重い
カメラの機種にもよるが、ケーブル等が干渉する
ケーブルが干渉すると記載していますが、レリーズなどを刺せないほどではありません。
コードが曲がったり、縦構図にする際にコードが干渉してしまうといったものです。
気になる方は、他のメーカーを使用するのが良いと思います。
Leofoto
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/Screenshot-at-May-20-23-36-05.jpg)
中国にて設立された会社です。
日本では「ワイドトレード」という会社が代理店をしています。
Leofotoは三脚が有名ですが、Lプレート、雲台、その他のアクセサリーなど幅広く販売を行っています。
Leofotoは新製品の販売スピードも早く、価格も安価です。
SmallRigと迷うこともあると思いますが、雲台をLeofotoで購入している方はLeofotoを購入した方が良いと思います。
理由としては、Lプレートはメーカーによって幅が違うためです。
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/Screenshot-at-May-30-00-04-45-288x300.jpg)
Leofotoは少し幅が広めに作ってあるため、雲台側の調整が必要な場合もあります。
Leofoto公式サイトはこちらから
Leofotoの良い点・気になる点
価格が安価であるため買い求めしやすい
カメラが発売されてから、Lプレートが販売されるまでが早い
少しマイナーなカメラメーカーだと商品の取り扱いがない
プレートの幅が他社のメーカーよりも広いため、使用時には雲台側を調節する必要がある
カメラの機種によって、バッテリー部やレリーズのケーブルが干渉する
LeofotoもSmallRigと同じく比較的リーズナブルです。
しかし、カメラ機種によってはケーブルが干渉するものもあるので気になる方は避けた方がいいかもしれません。
RRS
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/04/RRS.jpg)
RRSはReally Right Stuffの略で、アメリカの会社です。
製品1つ1つが高精度で高い品質のものをという姿勢のもと設立されました。
Appleのように洗練されたデザインと機能を持っているため、幅広い層から支持を受けています。
RRSは三脚と自由雲台が有名ですが、
クランプ、ジンバルヘッド、Lプレートなどのアクセサリーも取り扱っています。
日本での販売は「銀一」という会社が代理店で販売しています。
銀一の公式サイトはこちらから
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/Screenshot-at-May-30-00-10-54-300x226.jpg)
RRSのLプレートですが、品質は最高です。
RRSの商品を買えば間違い無いでしょう。
金属板のくせに高い。
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2021/07/pose_nidomi2.png)
そう思う方がいるのはわかります。
しかし、使ってみればその価格の高さも納得できると思います。
RRSの良い点・気になる点
高品質である
バッテリー部やレリーズなどのケーブル類に干渉しない
使い手のことを考えたデザイン(美しい)
価格が高い(2万円〜)
カメラメーカーの取り扱いが少ない
専用のLプレートの販売まで時間がかかる
購入できる場所が限られている
多少気になる点はあるものの、品質は間違いなくトップクラスです。
資金に余裕がある方は、RRSを買っておけば幸せになれるでしょう。
KIRK
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/Screenshot-at-May-21-23-52-07.jpg)
アメリカのインディアナ州にて1991年に設立された会社です。
元々プロの写真家として活躍していた創業者マイケル・カーク。
市販のカメラ用品に満足することができず、「自分が使いやすいものを作る」という姿勢のもと創業しました。
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/Screenshot-at-May-30-00-18-54-270x300.jpg)
RRSと同じように高品質であり、価格もかなり高めに設定されています。
日本の代理店は「studio Jin」しかありません。
購入する場合は、studio Jinのページから購入しましょう。
studio Jinの公式サイトはこちらから
KIRKの良い点・気になる点
カメラボディに無駄なくフィットしている
バッテリー部やレリーズなどのケーブル等に干渉しない
高品質
価格が高い(3万円〜)
購入できる場所が「studio Jin」のみ
雲台と相性が合わない場合がある※
※KIRKのLプレートとKIRKのクイックリリースクランプの使用を前提として製造されているため
【VSGO】 ブロワー V-B02
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/L1000130.jpg)
レンズを付け替えやレンズの手入れなどで、使用するブロワー。
ブロワーも安価なものから値段が良いものまであります。
いやいや、ブロワーごとき買い換えたところで...
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/kaisya_man_bad-300x300.jpg)
そんなことを思っていた時期が私にもありました。
少し値がいいブロワーを購入したところ、撮影や手入れが楽になりました。
今回はおすすめなブロワーを紹介したいと思います。
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/L1000125-1-683x1024.jpg)
おすすめのブロワーは「VSGO V-B02」 です。
様々なメーカーのブロワーを使用してきましたが、これが一番使いやすかったです。
【VSGO】 V-B02 良い点・気になる点
吹くときに先端がフニャッとならないので、真っ直ぐ吹くことができる
フィルターが内蔵しており、埃を極限まで減らせる
後部が吸盤になっており、机などに自立する
風量がかなりある
長いノズルと短いノズルが付属しているので、用途で使い分けできる
ブロワーのくせに高い
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/L1000128.jpg)
ブロワーにフィルターが付属でついてきます。
埃をとってくれます。
フィルターは少し薄く気休めですがないよりはいいでしょう。
地味に高いんですけど、使いやすいです。
今持っているブロワーに満足していない人は、購入を検討してみてもいいかもしれません。
【H&Y】 Magnetic NDフィルター
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/1773945a-4c1d-454e-bee7-467ca9c17d43-300x300.jpg)
花火の撮影、長秒露光などでNDフィルターを使用するシーンも多いと思います。
ねじ込み式のフィルターつけるのに手こずって撮り逃した
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/02/tobotobo_aruku_woman-277x300.png)
そんな人におすすめしたいのが、「【H&Y】 Magnetic NDフィルター」 です。
そうです。マグネットで装着できます。
こんな人におすすめ
- ねじ込み式フィルターに煩わしさを感じる人
- まだフィルターを所持していない人
- レンズを複数持っている人
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/04/L1000007.jpg)
マグネットで装着するので一瞬でフィルターをつけることができます。
一枚目にマグネットフィルターを装着し、2枚目にNDフィルターをつけるといった具合です。
【H&Y】 Magnetic NDフィルター良い点・気になる点
フィルターの着脱がしやすい
品質が高い
フィルターを装着したままでも装着できる専用のレンズキャップがある
REVORINGを使用すると、様々なレンズ口径のレンズで使用することができる
価格が高い
激しい振動で脱落してしまう※
REVORINGを使用すると、レンズフードが装着できない
※登山などの勢いがある行動をしない限りは脱落しません。
こちらのフィルターセットにはケースも含まれています。
ケースも使いやすいので、おすすめのセットです。
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/L1000141.jpg)
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/L1000140.jpg)
レンズを複数所持している人には、REVORINGがおすすめです。
REVORINGが1つあれば、フィルター1枚を複数のレンズで使い回せるため節約にもなります。
レンズ口径で悩んでいる人は是非買ってみてください。
あくまでREVORINGは、マグネットフィルターを使用している時に使うものなので注意してください。
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/04/L1000001-1.jpg)
肝心の機能と性能については、色被りも少なく、高品質なので画質低下の心配もありません。
こちらの写真ではNDフィルターとCPLフィルターを使用していますが、個人的には画質の低下は見られませんでした。
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_0013.jpg)
薄明での撮影など、手元が暗い中でも手こずることなくフィルターを装着できます。
少し値が張りますが、フィルター交換はスムーズに。
フィルターワークが快適になったので、撮影時のちょっとしたストレスから解放されました。
【NORTH FACE】 Windstopper Etip Glove
![](https://daisukephotographblog.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_1692-450x600.jpg)
こちらの手袋は少し厚手のGORE-TEX仕様の手袋です。
風が吹く日に使用しても手が冷えることはありません。
またスマートフォン対応であるため、いちいち外さなくてもスマートフォンを使用することができます。
肌寒い日の撮影などにも強い味方になりますので、撮影の際に重宝しています。
夏に使うというよりは、冬や秋、春先に使用するのが良いと思います。
【NORTH FACE】 Windstopper Etip Glove の良い点・気になる点
スマートフォン対応なので、手袋を外す必要がない
GORE-TEX仕様なので風や肌寒いシーンでも冷えない
ピタッとしているため、カメラ操作がしやすい
手袋にしては値段が高い
厚手で冬仕様であるため、夏は別のものを用意しないといけない
手袋はいくつか購入して使用しましたが、この手袋が一番使いやすくおすすめです。
まとめ
本記事では撮影が快適になるグッズを5つ紹介してきました。
この5つがあるだけで、撮影時にストレスや手間が減ったりするので、是非参考にしてみてください。
大事な機材を守るために、カメラの保険も大事ですよね。
この記事では、カメラ保険について紹介しています。
あわせて是非読んでみてください。
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