花火を上手に撮影したい!
花火の撮影で必要なものを知りたい
そんな方に向けて書いています。
花火撮影で必要なものわからないし、上手に撮るのって難しいですよね。
私も最初はわからなく、上手くも撮れませんでした。
本記事では、花火の撮影方法、花火撮影に必要なものをわかりやすく解説していきます。
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花火を上手に撮影したい!
花火の撮影で必要なものを知りたい
そんな方に向けて書いています。
花火撮影で必要なものわからないし、上手に撮るのって難しいですよね。
私も最初はわからなく、上手くも撮れませんでした。
本記事では、花火の撮影方法、花火撮影に必要なものをわかりやすく解説していきます。
花火の写真をレベルアップさせたいという方、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、本文に参りましょう。
結論から言うと、カメラ以外に以下の4つが必要です。
1つずつ解説していきます。
もうすでに所有している方は、飛ばしていただいても結構です。
三脚は写真をブラさずに撮るために必須になります。
三脚は扱える重さが決まっています。
使うカメラやレンズの重量によって、三脚を決めるのが良いと思います。
もしまだ三脚をお持ちでないのであれば、こちらの三脚がおすすめです。
花火はどうしても、明るく撮影するためにシャッタースピードを下げて撮影する必要があります。
ブレずに撮るために三脚とレリーズは必須です。
レリーズとは、シャッターを押す際のブレをなくすためのものです。
カメラのシャッターボタンを直接押すとシャッタースピードが遅い場合、ブレにつながります。
三脚を使用しての撮影では、ほとんどの場面でレリーズを使うよ
レリーズは、使用しているカメラメーカーによって端子が違うので注意が必要です。
純正のレリーズが高すぎると言う方は、「ROWA JAPAN」のレリーズがおすすめです。
ROWAJAPANのレリーズは2000円前後で購入することができます。
星撮影などで活躍するインターバル撮影も可能です。
値段の割に、コスパがよく耐久性も高いため私も使い倒しています。
インターバル撮影をする際には、単四電池が必要になります。
電池を入れるとディスプレイがずっと表示された状態になりますが、電池は半年〜1年は持つので心配いりません。
ズームレンズは撮影場所によっては重宝します。
花火大会が始まると再度場所を変えることがなかなか出来ないので、1本はズームレンズを持っていきましょう。
15mm-30mm程度の広角レンズを1本持っていれば安心です。
標準レンズでも撮影できます
以下の焦点距離を参考にしてみて下さい。
自分と花火との撮影距離によって、使うレンズを変えてみて下さい。
左からND8、ND64、ND1000です。
写真ではわかりづらいですが、右にいくにつれてフィルターが暗くなります。
NDフィルターとは、シャッタースピードを遅くするために使用します。サングラスのようなものです。
花火の撮影では、スターマインなどの明るい花火での白飛びを防ぐために使います。
NDフィルターは数字が大きくなるほど、暗くなるので、シャッタースピードが伸びます。
花火の撮影では、ND8程度が使いやすいでしょう。
あまり暗すぎると、花火がうっすらとしか映らなくなってしまうため注意が必要です。
まだNDフィルターを持っていない方は、KenkoのNDフィルターがおすすめします。
王道のKenkoのNDフィルターを使っておけば間違いありません。
資金に余裕がある方は、NiSiのNDフィルターをオススメします。
価格は高めですが、可変なのでシーンによってNDを変えることができます。
ND8相当にも変更できるため、花火撮影でもバッチリです。
レンズの口径には色々なサイズがあります。
使用しているレンズの口径を調べてから購入するようにしましょう。
これだけです。
これで大抵の花火はどうにかなります。
以下、この設定にする理由を書いています。
長くなりますので、「よくわからない。とりあえず撮れればいい」と言う方は飛ばしても問題ないです。
B(バルブ)で撮影する理由は、花火の種類に応じて長めにシャッターを開けたり、短く撮影できるからです。
仮にSS(シャッタースピード)を固定にしてしまった場合。
明るい花火がが打ち上がった際に、白飛びをすることを分かっていながらシャッターが切れるのを待たなくていけません。
次の花火を撮るのが遅れたり、花火の途中でシャッターが切れてしまったり悪い事づくしです。
絞り値をf/11にする理由は2つあります。
絞り値f/11からさらに絞る選択肢もありますが、回折現象が起きてしまうのでおすすめできません。
iso200-400にする理由は、絞り値のf/11 の設定を変えたくないためです。
花火の撮影時、素早く設定を変更できるのはiso感度になります。
絞り値を撮影中に変更してしまうと、ピントの合う位置が変わってくるのでやめましょう。
設定に余裕をもたすとは、明るい花火や暗い花火が上がった際に、設定を変更できる選択肢を残しておくと言う意味です。
花火撮影中は設定を変更してもさほど支障のないiso感度にて写真の明るさを調節します。
そのため最初からiso感度100で撮影していると、それ以上暗く撮ることができなくなってしまいます。
花火撮影では、一瞬が勝負なのでISO感度以外は設定をいじる暇がないと考えていいでしょう。
なので、明るい花火や暗い花火が上がった際にすぐに設定を変更できるよう、ISO感度に余裕を持たせるためにNDフィルターを使用します。
ピントはマニュアルで設定しましょう。
オートフォーカスだと写真を撮影するたびにピントがズレます。
花火大会が始まったら、基本的にピントはいじりません。
絞り値を絞っていれば、無限遠にすることで花火にピントが合ってくれるので心配入りません。
花火大会が始まる前までに少し遠めの街灯などにピントを合わせておきましょう。
花火の撮影は慣れないとなかなか大変なものです。
花火大会のプログラムを見ながら撮影すると、次にどの花火が上がるかわかるので撮影しやすいと思います。
こちらの記事では、風景写真を撮影する際に快適になるアクセサリーを紹介しています。
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